日本の医学社
『和訓・注釈 杉山眞傳流・表の巻』
和訓注釈:大浦慈観
発行者:大浦慈観

発行日:2004年9月
型:B5版108頁

定価:2,000円(郵送の場合、2,200円)
購入申込:(大浦慈観):robounokusa@mbk.ocn.ne.jp

 解説
 杉山和一は、近世日本鍼灸史を代表する鍼医。五代将軍綱吉公の侍医となり、多くの盲人鍼医を育てた「鍼治学問所」を興したことは有名。また彼は鍼の技術開発にも努力し、松葉型鍼尖の細い金銀の鍼を管を用いて刺し、管にて様々な術を施す「管鍼術」を創始。管鍼術は今日の日本鍼灸を代表する特徴といっても過言ではない。しかしながら、和一は管鍼術の実際的内容は自己の著作には記しておらず、一部の研究者の間に弟子により著わされた『杉山真伝流』という貴書が存在することが言われながらも、解読するものがいなかった。本書は、江島杉山神社の金庫深くに埋もれていた原本の発見を受けて、その内容の全貌を明らかにする待望の注釈書。
 「表之巻」は、脈診、腹診、代表的病症への治法、基本的鍼法、および管鍼術の基礎となる十八術の解説。


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